1.背景・目的
人口減少の進展やコロナ禍の経験、旅行市場の成熟化等により、観光業界を取り巻く環境が大きく変化する中、個人旅や少人数での旅行(家族・仲間等)の増加や、旅先での安全・安心や環境への配慮、体験や学びへの関心の高まり、消費単価の高いインバウンドを始めとした富裕層をターゲットとした誘客の取組み等、様々な変化が生じている。
このような観光業界を巡る構造変化や、SDGsへの対応、DX導入・活用など、今後の業界発展に必須となる取組み等についての最新のトレンドを学ぶとともに、県内外で先進的な実践事例等を通じた具体的なノウハウを習得することで、愛媛の次代の観光業界を支える新たな人材を育成する。今回は、より実践的な事例を学ぶため、県外の先進地視察を実施する。官民連携により経営感覚を持って地域資源を活用した観光誘客に取り組んでいる2つのDMOについて、その設立背景や収益事業、コンテンツ造成の取組み等を組織経営の観点から学び実際に体験する。
2.期間
令和5年8月30日(水)~9月1日(金)※2泊3日を予定
3.訪問先
①長崎国際観光コンベンション協会(地域DMO)
②阿蘇地域振興デザインセンター(地域連携DMO)
4.内容
①②組織概要、商品造成、予約販売システムの取組み、デジタルデータの活用、地域連携の取組み等についての聞き取り
①長崎駅周辺エリア再開発事業の視察と長崎観光事業者との意見交換会
①②地域資源を活用した観光メニューの体験
5.対象者
県内の観光事業者(旅行業、宿泊業、運輸業、体験メニュー事業者)観光協会・DMO、行政機関の中堅・若手職員
※7月20日(木)までに参加申込書(第2回)をFAXまたはメールでお送りください。
※詳細は別紙第2回観光人材養成講座案内及びチラシをご覧ください