1.背景・目的
人口減少の進展やコロナ禍の経験、旅行市場の成熟化等により、観光業界を取り巻く環境が大きく変化する中、個人旅や少人数での旅行(家族・仲間等)の増加や、旅先での安全・安心や環境への配慮、体験や学びへの関心の高まり、消費単価の高いインバウンドを始めとした富裕層をターゲットとした誘客の取組み等、様々な変化が生じている。
このような観光業界を巡る構造変化や、SDGsへの対応、DX導入・活用など、今後の業界発展に必須となる取組み等についての最新のトレンドを学ぶとともに、県内外で先進的な実践事例等を通じた具体的なノウハウを習得することで、愛媛の次代の観光業界を支える新たな人材を育成する。今回は、第1回人材育成講座にて事例紹介のあった、秋田県の先進地視察を実施する。官民連携により地域資源を活用し、欧米豪向けの高付加価値観光客の観光誘客に取り組んでいる秋田県と田沢湖・角館観光協会(地域DMO)及び仙北市について、ターゲットの把握からコンテンツ造成、販売プロモーションまで段階的な取組み等を学び実際に体験する。
2.期間
令和6年11月6日(水)~11月8日(金)※2泊3日を予定
3.訪問先
①秋田県庁
②田沢湖・角館観光協会(地域DMO)及び仙北市
4.内容
今年度第1回の講座において、地域が一体となって誘客戦略に取り組まれた事例としてご紹介いただいた秋田県を訪問し、行政、観光事業者へのヒアリング・意見交換や、観光コンテンツの体験等を予定。
5.対象者
県内の観光事業者(旅行業、宿泊業、運輸業、体験メニュー事業者)観光協会・DMO、行政機関職員(中堅・若手職員の方を想定)
※10月9日(水)までに参加申込書をFAXまたはメールでお送りください。